キャンディ・ケイン・レーン【2023クリスマスムービー】
クリスマスイブに、一人ワインとチキンとアマゾンプライム。
これ以上の贅沢がありましょうか、本日もおひとり様通常運転でございます。
キャンディ・ケイン・レーン
家族みんなでカジュアルに、クリスマスの雰囲気を楽しむエンターテイメント!
主なあらすじ
町のクリスマス・ハウスデコレーション合戦、今年の優勝賞金はなんと10万ドル!
この年の瀬に失業してしまったパパは名誉挽回、なんとしてでも優勝を勝ち取るべく、
デコレーション用品購入の為に、ある不思議なお店に足を踏み入れます。
そこで出会った素晴らしいツリーが巻き起こす大騒動、謎の契約の内容は。。。?
クリスマスをテーマにした作品は、見ているだけでたっぷりその雰囲気に浸れるのが嬉しい。
実際家にツリーやイルミネーションがなくたって、毎年画面の中の暖かな映像と音楽で
たっぷりクリスマス気分を堪能しております。
ちなみにこの「キャンディ・ケイン・レーン」はカリフォルニア州エル・セグンドという町に実在する住宅街。
賞金かけてのイベントが行われているかは定かではありませんが、
季節になると家々が、色とりどりのイルミネーションで飾られる事で有名だそうですよ。
個人的感想
感覚でいったら絶叫マシンではなく、気軽に乗れる小さな遊園地のジェットコースター。
テーマがはっきりしていて全てが予想通り、伏線回収もわかりやすくて気持ちがよいです。
クリスマスBGVとして、その雰囲気を味わうのにももってこい。
深いメッセージなんてなくていいんです。
ハッピーエンドに理由も努力も必要なし。
故にご都合が過ぎるんじゃないか、と思う場面も多々ありますが
これが13+というのはどの辺りに起因するのかしら。
ちょっとだけ人種や宗教のネタが入ってくるからかな?
それとも日本人の私にはわからない、何か差別的要素が含まれていたりするのかしら。。。
ご都合と申しましたが、個人的には「わかってて俯瞰」なのかな、と感じるシーンもあったり。
「世界平和」より「地球温暖化」より「家族の幸せ」を一番に願う
パパの立ち位置と家族の理解だったり
家族のみならず「他者の救済」をサンタに願う末娘の、一歩先の優しさだったり。
考えるべきはたくさんある、でもできる事は限られている
口で言うのは簡単、地に足をつけて今すべきは
「汝の隣人を愛せよ」という事なのかしら。(クリスマスだけに)
ちなみに件のツリーから抜け出す動物やドラマーは「クリスマスの12日間」という歌の歌詞から来ているそうですよ。
こんな人におススメ
定番クリスマスムービー見飽きちゃった方、
ライトにカジュアルに2023年のクリスマスを、実在の雰囲気と共にお楽しみください。
深くは考えずに、家族っていいなー、とほっこりほのぼの。
今年もクリスマスをみんなで祝える事、それこそが最高のプレゼント!
監督:レジナルド・ハドリン
出演:エディ・マーフィ, トレイシー・エリス・ロス, ジリアン・ベル
製作:2023年
2時間