関ヶ原【映画感想文】
本日もamazon primeのマイウォッチリストより
清洲会議からの戦国時代つながり(?)でこちら
関ヶ原
こばやかわああああ!
レビューがあまりよくないので、歴史あまり詳しくない自分はちょっとドキドキして観始めたのですが、
これむしろわかんなくて当たり前スタンスの方が楽しめるのかもしれない。。。
確かに、会話がものすごく聞き取りづらいんです。
色んな地方の方言丸出しだしで、早口でボソボソしゃべってます。
リアルな雰囲気を狙った+「皆さん流れはすでにご存知ですよね」という事なのか、
こう。。。
ちょっと、スポット当てるべきシーンがずれるというか、
レビューに「何が言いたいのかわかんない」って辛らつなご意見あったんですけど
本筋にあたる部分を、わかりやすく説明するというサービス精神には欠けている印象。
故に「豊臣政権の正当性を守りたい」という三成の強い意志(本人の言う所の正義)が
伝わってきづらい気がします。
そこへ加えて恋愛要素とか入ってくるので。。。うーん、三成すごく好きで
歴史詳しい人じゃないと感情移入できないかもなー。。。
ボソボソと淡々とテンポよく、
豊臣への恩義を無駄に強調せず、
敵方の家康を憎らしく描きすぎず、
交渉や駆け引きを説明しすぎず
三成を理想のヒーローにしなかった事、が
詳しい人にとってはリアルだとしても
エンターテイメントとしての高揚感が削がれてしまった感は否めず。
ただ冒個人的には普通に楽しめました。
(わっかりっませーんという素直さをもって)
今まで石田三成については「大義なき奉公人」といいますか
「ご主人妄信」といいますか、要するにあまりいいイメージはなかったのですが、
これ観たら「こういう生き方もありだよね」と、素直に手を合わせたくなりました。
こんな人にオススメ
かっこいい石田三成をたっぷり堪能したい方へ
なんだかんだゆうてもやはり主人公、好青年に描かれています。
あとだって、主演の岡田准一氏がやっぱりかっこいいんだもん。
監督: 原田眞人
それにしても家康の腹ー!
役所さん、あれは特撮か加工ですよね?