母との会話より
先日無事70歳を迎えましたCo母。
健康が取り柄、固定観念には捕らわれない気持ちの若さと
相変わらずの協調性のなさは今尚健在。
本当にありがたい事でございます。
海外にいる私との連絡の為に、1昨年前スマホデビューを果たしました。
LINEも絵文字も使いこなす、もちろんたまにはそれじゃない的なお茶目もかましつつ、
いい時代になったよねえなんて笑い合っています。
新年の挨拶は年賀のスタンプではなく、
「無難なスタンプ」(しかも昨年の)のダウンロードリンクでしたというあるある
会話にオリジナル表現を織り込む事も得意な彼女の最近の口癖は
「あかんギガがない」
です。
「いかんさっきからなんか後ろでプッツンプッツン音するわあ。もうギガないかもしれん!」
【母辞典より】 ギガ=通信用のデータ残量の事
これは他で聞いた事なかった。。。
さておきデータ使い過ぎの理由をよくよく聞いたら
「なんかケータイのテレビでね、ずっと魚のリーチ映してるやつがあるんだわ。
あれずっと見とったらギガなくなった!」
you tube(母辞典より:=ケータイのテレビ)
パチンコ実況にうっかりハマってしまったそうです。
「ギガ買おうかなあ。。。」
買わんでいい。
上記とは少し違うのですが、固有名詞をちょっと間違えて覚えるのも得意な彼女。
言葉を覚えたり認識したりっていう脳の作業においては、画像や意識、音との関連付けも重要だそうで、どうもその辺りの捉え方が独特なんだと思います。
岩盤浴、と聞けば岩で、遠赤で、あったかくって、という事をイメージするので、少なくとも「岩」ないしは「ガン」という読みは外さなさそうな物ですが
母の場合なぜか「バンバンヨク」となります。
なんかめでたいですね。
それどういう字書くの、と聞くと「知らん」だそうです。
ファミリーマートは「ファミマン」です。
サークルKもローソンもミニストップも全部「ファミマン」です。
誰だファミマン。
ファミレスでミートドリアを頼む時は「ドリアン」です。
それくっさいやつやん。
ミートドリアンとかかなりやばそうです。
シンガポールに行った時はなぜか「マーライオン」を「マーラー」と略してました。
音楽家?
今日友達と出かけるの、と報告した後にもらったメールには
「気負って行ってらっしゃい!」とありました。
お。。。おう。。。がんばる。。。
でも誤変換はあるあるよね。
(もちろん「気を付けて」って打ちたかったんだと思います)
おかーさん、これからも元気で私を癒してね!