グリーンブック【映画感想文】
本日もamazon prime見放題より、お題はこちら。
グリーンブック
あーケンタッキー食べたい!
作品の趣旨自体とはあまり関係ないのですが、舞台が1962年のアメリカという事で
そんな古い町の雰囲気や女性のファッションも、懐かし可愛い!
人種差別という重いテーマではありますが
ほのぼの、痛快なシーンも盛りだくさんで素敵な映画でした。
映画は実話を元に作られています。
主要キャストの二人はもちろん、「グリーンブック」というガイドブックも実際に存在しているそうです。
(グリーンブック=黒人さんが利用可能なホテルやレストランについて書かれた旅行ガイド)
もうまず。。。この存在ですよね。
そこまでするかってぐらい色々権利が分けられてます。
黒人音楽家さんが、イタリア系白人さんをドライバーに雇って車で演奏旅行、
旅先で受ける数々の差別に、結果二人で立ち向かうというお話。
何を持って立ち向かうのか、それぞれの能力や価値観、選択が描かれています。
差別は本当に難しい問題だと思います。
なくしていこうと努力する事はもちろんなんですが、
その裏にある必然といいますか、人間の業のような物からも目を背けてはいけないなと。
「かわいそう」という感情を楽しんだり、短絡に「だからダメなんだよ!」とかゆって、
差別する側を否定して、自分の正義感を満たしてスッキリしてるだけではあかんよなー、と。。。
しみじみ感じました。
こんな人にオススメ
1960年代のアメリカの黒人差別の実例が知りたい
もちろんこの映画に限らず様々なケースがあると思いますが
インテリ演奏家、でさえ逃げられない当時の状況を知る事ができますよ。
監督:ピーター・ファレリー
出演:ヴィゴ・モーテンセン, マハーシャラ・アリ, リンダ・カーデリーニ
個人的に好きなシーン、というかトニーの奥さんがお気に入り。
賢くて優しくて旦那さん大好きで。。。ほほえましいー